|
 | 由香が言うから信じたのだが、暗号は『同窓会はどうするかい?』。 本当にこれでよいのだろうか? 鬼気迫る危機を乗り切るため細心の注意を払って最新の機器を導入したのだが、 入道雲の立ち込める空から雨がポツリポツリと・・・ あ!せっかくの兵器が大丈夫か!平気じゃない!水には弱いと併記されていたのだ!しまった! X氏が雨宿りの為に立ち寄ったコーヒースタンドで嘆いたときには、 時すでに遅し、悲鳴を上げても非命のための科学の酸いを応用した装置はオジャン。 ちっとも鷹揚ではない。これではX氏が責任を負うようになりそうだ。 人海戦術でいくか?それとも塵芥戦術でいくか? 難解な問答を何回くり返してもどうにもならない。 この先どうすればよいのか。 X氏は、途方にくれ歩道に立ち尽くすのだった。
|